1. 警察に事故の届けをしていて、相手方の住所氏名、事故の日時場所の特定、双方の車両の確認、保険の有無、事故状況などが確認できている。という前提で説明します。
   相手の方が、任意保険に未加入であれば、当然、責任割合（過失割合）の交渉相手や割合の問題が出て来ることを頭に入れておきます。
   次に、治療費等の支払についてですが、加害者負担が可能であれば、当面、多少なりとも出費が軽減できますが、その後の慰謝料、休業損害、交通費、その他の経費の問題については、解決されません。よって、完治した後で、診断書及び診療明細書にもとづき自賠責保険に請求する事となります。そこで、前述のとおり責任割合(過失割合)が関係してきますので、事故原因や事故状況、特に道路の幅や信号、標識など知っておく必要があります。
2. 治療期間中は、健康保険を使用し幾らかでも支出を低くする事を勧めます。
3. 自分の自動車保険に人身傷害保険が付いていた場合、これを利用します。この種の保険は、責任割合（過失割合）に関係なく、また相手との示談を待たずに治療費、慰謝料、休業損害、交通費、その他の費用の支払を受けることができます。ですから、治療期間中、相手と金銭的な無用なトラブルは避けられると思料します。

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