ここでいう診療報酬明細書とは、人身事故による損害賠償請求する際の損害額を算定する基礎資料とも言うべきものです。医師により、診療期間、診療実日数、入通院日数の記載、行われた医療行為や使用された医薬品の明細及び診療点数と金額が記載されている書面です。
自賠責保険に請求する場合、診断書とともに提出するものですから、一定期間の診療に際して、診断書とともに定期的に医師より作成されるものです。
また、この診療内容内訳記載欄の下には、実通院日を記載する欄があり、傷害慰謝料や休業損害算定の基礎となります。